Translate

2009年6月30日火曜日

シリコンスポンジのパッキン




シリコンスポンジは高価です。写真のようなパッキンを作ると無駄な部分が多くて大変高価なものになってしまいます。写真のようにL字型にカットして2ヶ所接着すれば割りに安価にパッキンが作れます。L字型ではなく長方形にカットして4ヶ所接着すればもっと安価にパッキンが作れます。通常のゴムスポンジやウレタンフォームでも同じです。ただ材料の安価なものは加工代(接着)の方が高くなってしまうものもあります。

2009年6月26日金曜日

ハーネスガイド




これも模型飛行機等で使用する商品です(模型に限らず電子機器などにでも使用できると思います)。コード等を固定するために使用します。Vの字の下にスリットを入れてありそこからリード線などを押し込みます。NBRのゴム板から加工してますが小さいのでなかなか大変です。青い方は軽量タイプでポリエチレンフォームで加工してます。

エアークリーナー




模型エンジンのキャブレターに装着して埃や砂を除去するフィルターです。


型で抜いて、中をくりぬいてます。こんな物も販売しております。

◆お問い合わせは◆

03-3659-0520
03-3657-6597FAX
   スガヤ迄

これもモルトプレンローラー


小さいローラーです。ラベルを貼るローラーです。

2009年6月25日木曜日

モルトプレンローラー


モルトプレン(エステル系ウレタンフォーム)のローラーです。

シャフトはPOMなので接着があまりよくないので、両面テープで固定してます。これより長いローラーでも両面テープで固定できます。


◆お問い合わせは◆


03-3659-0520

スガヤ迄

2009年6月24日水曜日

抜き加工










ウレタンフォームとPETとナイロンの布を合わせた抜き加工です。




PETとウレタンフォームは欠けが入ってます。黒い方が布です

2009年6月19日金曜日

ゴムの加工もやってます。


多少ですがお客様のご要望でゴム板やその他のゴムの加工もやらさせていただいております。もちろん成形は出来ませんので板状の素材や押し出し素材からの加工です。写真の部品はシリコンゴムです。お問い合わせお待ちしております。
03-3659-0520

2009年6月13日土曜日

大きいウレタンフォームローラー


太い(長い、大きい)ポリウレタンフォームのローラーも限度はありますが加工しております。
写真のものは研磨前のものです。シャフトを接着して外径を砥石で研磨します。
シャフトの無いパイプ状のものや内径を開けた状態でもご提供いたします。

こんな抜き加工します


モルトプレンですがこの様に斜めになっている加工もできます。

写真がちょっとボケ気味ですみません。

ウレタンスポンジのローラー。




ウレタンスポンジと申しましてもウレタンフォームではありません。感触はゴムスポンジです。ポリウレタンを基材にしたウレタンゴムスポンジです。弊社が使用させていただいております素材はウレタンパッドというもので独立気泡を有する発泡倍率2~5倍(JIS-Aで2°~55°)のマイクロセルラーポリウレタンスポンジです。機械的性質、化学的性質、クッション性等に優れております。特に圧縮物性(圧縮永久歪)はほぼ100%です。対摩擦性も摩擦係数も優れております。この様な物性を利用して紙送りローラーや各種クッション材、緩衝材、パッキン類に最適な素材です。基材がポリウレタンなので耐熱性はあまりありません。弊社ではこの素材を使用して紙送りローラーを販売させていただいております。写真の白いものは硬度2°(A硬度:C硬度ですと11°)、緑色のものは40°(A硬度:C硬度ですと65°)です。ご希望ならサンプル、資料等お送りします


kawai@pb3.so-net.ne.jp  スガヤまで。


2009年6月12日金曜日

ウレタンフォームの物性表

ウレタンフォーム各社の物性表です。Excelで開きますご参考まで

http://www.urethane.gr.jp/foam_data/foam_data.xls

2009年6月9日火曜日

耐熱性の発泡品といえば




普通のウレタンフォームやゴムスポンジは耐熱性があまりよくありません。
耐熱性が必要な発泡製品はシリコンスポンジ180°、ソリミド(発泡ポリイミド)260°などです。これらは耐熱性にとても優れますが高価です。
今回ご紹介するのは台所などで活躍してるメラミンフォームです。耐熱温度は約150°です。軽くて加工性に優れており耐薬品性なども優秀で割りに安価です。航空機や住宅の耐熱断熱材としても使用されてます。ただし物理的な力に弱く素材自体がもろく、力のかかるところには不向きです。

弊社では写真のようなメラミンフォームを使用した断熱材等も販売しております。 もちろんパッキンやビク抜きで出来る加工や素材でのご提供も承っております。

シリコンスポンジ:ローラー用


シリコンスポンジは耐熱性が優れてます。(180°)
耐熱性が必要でクッション性が必要な部品は シリコンスポンジが適してます。
今回、ご紹介するのはローラー用のシリコンスポンジです。
よく使用されるのは押し出し成形によるシリコンスポンジですが物性が不安定であったり、 密度が荒かったり、ピンホールが多かったりします。
弊社では板材のシリコンスポンジに内径(シャフト)の穴を開けシャフトを接着してローラーに仕上げます。板材のシリコンスポンジは密度が高く物性も安定してます。LOTも1枚(500mm×1000mm:メーカーによっては1m×1m)から購入できます。色や硬さも色々選択できます。導電性の物や半連泡の素材もあります。ただし径の大きくて長いものは原反の厚さが30t~20t位なのでФ30~Ф20以下のローラーしか出来ません。ローラーの長さが短いものなら径の太いものが製作可能です。

もちろんローラー以外のパッキン等も製作可能です。内径用の穴を開けるだけの加工(写真のような)も承ります。素材でのご提供も大歓迎です。

2009年3月10日火曜日

素材(材料)の供給

もちろん素材で販売もさせていただいております。ウレタンフォームは基本的に1m×2m、ポリエチレンフォーム、ゴムスポンジは1m×1mですが在庫があれば切り売りもさせて頂きます。両面テープやポロンなどは長尺物が基本ですが1m単位での販売も可能です。大量の引き合いも大歓迎です。価格検討させてください。お問い合わせをお待ちいたしております。

PETとウレタンフォームの抜き加工②







小さいものですがこれもPET+ウレタン+両面です。曲げ加工もしてあります。

PETとウレタンフォームの抜き加工


最近、PETと両面テープとウレタンを貼りあわせた部品が多いように思います。PETに部分貼りしたり、部分的にウレタンフォームがあったりした物の抜きがありましたのでご紹介させていただきます。ビク型を3面使用して図面通りの部品を作りました。上段のベージュに見えるところがPET+両面です。黒く見えるところがモルトプレン(ウレタン)です。手貼りでも製作可能ですが時間が掛かりますし、正確に貼れないと思います。型屋さんと相談しながらこの様な厄介な物も製作可能です。

2009年3月2日月曜日

公差が厳しいものの加工

写真の部品はCR(クロロプレン)スポンジ素材です。
短いものはビク型(トムソン)で抜けばこの形状になるのですが どうしても変形してしまい、きれいな凸形に出来ません。これも切ったり削ったりして加工しました。

金属では±0.2など何ともありませんがスポンジですと温度で影響されたり軟らかいので多少、工夫が必要です。治具などが必要になりますが1mぐらいのものまで加工可能です。

工夫が必要な加工


これは素材がウレタンフォームです。
さいころ状の素材から切ったり削ったりして加工しています。

最後に両面テープを貼って完成です。

2009年2月27日金曜日

次回は


次回はちょっと工夫が必要な加工をご案内させて頂きます。




Have a nice weekend. Kawai processing works

テーパー加工の色々 




ウレタンフォームやゴムスポンジのテーパー加工も得意です。写真のものは小さいものです。テーパーの加工方法は砥石(グラインダー)で加工したり、刃物で加工したり角度、大きさ、材質によって変わります。クリックすると写真が大きく見られます。ちょっとボケ気味ですいません

接着加工といえば

フィルタータイプのポリウレタンフォームを使用して 筒状の品物を加工しています。ウレタンフォームには水分に強いものと水分に弱いものがあります。弱いタイプのものは空気中の水分でも加水分解を起こし年月とともにぼろぼろになってしまいます。写真のものは水分に割りに強いものです。

内径をくり貫いて、外径を研磨する加工方法もありますがコストが高くなるので接着で問題がないのであればこの様に出来ます。接着は接着剤の量が最小で最高の強度が求められます。
簡単なようですが経験が必要です。



2009年2月26日木曜日

積層といえば


以前太いローラー状のスポンジ依頼がありました。
板材のスポンジの厚さは30t位までしかないので
しかたないのでФ70×30tのローラーを積層接着して
表面をネオプレンコーティングしました。

フッ素スポンジの積層接着加工


フッ素スポンジの5tの素材を5枚接着して押さえゴムを作製しました。フッ素はご存知の通り接着しずらいので苦労します。接着した後ボルトで押さえる穴を開けてあります。

2009年2月23日月曜日

ローラーの加工方法④


外径を研磨して完成です。精度はスポンジなので±0.2ぐらいです。検査をして梱包して出荷します.

ローラーの加工方法③


次にシャフトに接着します。接着剤はご希望の接着剤をご指定下さい。両面テープでも接着できます。長いものでも接着剤を均一に接着できます。

ローラーの加工方法②


次にローラーのL寸法と外径寸法(+5mm位)に拍子木状にカットします。シャフトを通す内径を特殊な道具で開けます。内径の長さは径によりますが1m位はOKです。

得意なウレタンフォーム、スポンジローラーの加工方法①


写真のように弊社では板材から加工します。素材のサイズは基本的に1m×2m、厚さは任意にスライスします。(例えば外径がФ20なら25t)素材の購入LOTが少なくなるため少量生産が可能です。押し出しスポンジやウレタン成型ですと型が必要であったり、LOTが多いこともあったりします。素材決定は密度:硬さ:色:導電性:ゴム種類等ご希望の素材からお選びいただけます。